あなたの目にこの星空が 映りますように。
それでも鈴木指導者が笑ってくれたから私は嬉しかった。
良かった。
笑ってくれた。
それだけで嬉しいって重症だなあ。
散歩も折り返し地点。
患者様と他の学生が話してる隙を見て私は鈴木指導者に話しかけた。
「あの変なことを聞いてもよいですか?」
鈴木指導者は笑った。
「内容によっては答えないよ。」
ニヤリと笑う指導者にきゅんとしていた。
かっこいい100点!
「あの、おいくつですか?」
「そんなこと!?」
鈴木指導者は驚いている。
「39歳だよ。もうおじさんだよ。」
あ、、、良い。
私ってもしかして、おじさん好きだったのか!?
自分で自分に驚いている。
そして更に質問を続けた自分にも驚いた。
勝手に口が開いていた。
「あの結婚ってされてますか?」
「え?うん、してるよ。」