燕雀安んぞ天馬の志を知らんや。~天才外科医の純愛~
恋愛(キケン・ダーク)
完
108
- 作品番号
- 1631294
- 最終更新
- 2021/04/02
- 総文字数
- 129,844
- ページ数
- 350ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,485,194
- いいね数
- 108
- ランクイン履歴
-
総合11位(2021/04/09)
恋愛(長編)7位(2021/04/13)
- ランクイン履歴
-
総合11位(2021/04/09)
恋愛(長編)7位(2021/04/13)
「何度も言ってるけど、僕は婚約解消をするつもりはないよ」
「もちろん私もそうです。だけど、天馬先生が『心に決めた女性』を思い続けるのは自由ですからね」
―――ずっと、そう思っていた。
事故に遭って3か月間の記憶をなくすまでは……。
「本当にこの3か月の記憶がないの?」
「はい。でも、別に3か月くらいで、何も変わってないですよね」
「この3か月でつばめと僕は入籍したんだ」
「え」
「親密で濃密な新婚生活を送っていて」
「……はい?」
「毎日こうやって愛を確かめ合ってた」
「ひゃっ! は、離して……‼」
その甘くて心臓に悪い私への態度は、
確かに、私が知ってる天馬先生のものじゃない。
―――私と天馬先生に、この3か月間何があった?
---------------------------------
東雲つばめ(25)東雲総合病院の一人娘
×
天馬拓海(33)東雲総合病院医師。つばめの婚約者
一条麗子(33)東雲総合病院医師
---------------------------------
2021.3.3 表紙公開
2021.3.4 連載開始
2021.4.2 完結+おまけ話
★宝島社『この文庫がすごい!』大賞★
最終選考対象作品
※※※※※※※※※※※※※※※※※
〈special thanks〉
godisdoraさま
素敵なレビューありがとうございます! 嬉しすぎて作者の心臓が爆発しそうです!
ラブコメしか書けない作者の描く純愛、最後までお付き合いいただけて嬉しいです。
レビュー文がすべてを包括してくださっているので、みなさんにレビュー文を読んでいただきたい……! と切に願う作者です。ありがとうございました!
moonstarさま
優しいお言葉ありがとうございます(/ _ ; )作者が泣いてしまいます!私も作品もmoonstarさまに出会えてよかったです(^人^)
ドキドキしながら公開したので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです!
また出会えてよかったと思える作品を生み出せるように頑張ります。ステキなレビューありがとうございました!
サチやんさま
とっても嬉しいレビューありがとうございました!表紙文字数の関係で、思いの丈を感想欄に書かせていただきました!
※※※※※※※※※※※※※※※※※
- 読む
- この作品にいいね!する108
目次
-
1章:それまでの私たちとなくなった3ヶ月間の記憶
-
2章:思い出せない3か月間と謎のメモ
-
3章:ふたりの生活の始まりと告白
-
4章:甘い生活とプロポーズ
-
5章:私の気持ちとはじめてのキス
-
6章:3か月目の約束と本音
-
7章:旅行と初めての夜のこと
-
8章:彼の気持ちと私の気持ち
-
9章:あたしと彼の物語(B side)
-
10章:タイムスリップと夢の狭間(B side)
-
11章:記憶喪失と工藤先生の話(B side)
-
12章:あたしの好きな『つばめちゃん』の話(B side)
-
13章:過去と旅行と初めての夜(B side)
-
14章:あたしの気持ち(B side)
-
15章:優しいあの子と恋愛下手な幼馴染について(一条 side)
-
16章:幼馴染と私の気持ち(一条 side)
-
17章:なくなって、始まった奇跡(一条 side)
-
18章:心地よくて、もどかしい日々(天馬 side)
-
19章:時を超えた告白(天馬 side)
-
20章:僕と彼女の初めての夜(天馬 side)
-
21章:この手で、運命を。(天馬 side)
-
22章:とろけるような甘い日々
-
最終章:運命の作り方
-
おまけ話:東雲総合病院医師たちの幸せな一日
この作品のレビュー
お話のスタートの仕方や、各キャラsideでの現実の捉え方、途中から切なくなりながら読み進めました。それぞれのキャラがきちんと各々を助けている。同じ場面・セリフがどうしても続く事があるのだけが少し勿体なく感じましたが、あの文字数でここまでお話が纏められているのが素晴らしいと感じています。他の作品もどんどん読ませて頂いているのですが、泉野先生の作品タイトルの付け方が本当に大好きです!ぜひ一条先生✕大熊さんのお話を番外編でもう少し詳しく読混ぜて頂きたいです!
つばめちゃんの優しさと素直さ、拓海君のつばめちゃんへの愛情の深さ。二人を取り巻く人たちの温かな眼差し…。 この作品に出会えて良かった。
この作品の感想ノート
泉野あおい様
とても素敵な作品でした!
謎めいた設定に引き込まれて一気読みしてしまいました。
切なくも美しく、シリアスな物語。なのに、随所に散りばめられたクスリと笑ってしまうシーン。
堅い文章が苦手なので他の方の作品はほとんど読まないのですが、泉野様の作品は思わずクスリなシーンの描き方がとてもツボだったりして、すっと入り込んでくるので大好きです。
この作品が一番好きなので、今さらながらこちらに感想を書かせていただきました。
(レビューと感想ノートの違いもわかっていないのですが、こちらでよかったのでしょうか…)
素敵な作品に出会えて嬉しいです。
これからも応援しています!
サチやんさま
素敵なレビューありがとうございます!こちらにお礼を失礼します。普段ラブコメばかり書いていたので、初の純愛作品、ドキドキしながら公開したのを昨日のことのように思い出していました(^人^)
そうですね、なかなか同じ場面も続いてしまい、心苦しく感じていました。成長スピードがゆっくりな作者ですが、今なら少し削れる部分もあったかも?という視点で見られそうです。
また、タイトルの付け方、好きでいてくださってありがとうございます!いつも何よりも先にタイトルを考えるんです。そうおっしゃっていただけて、自信がつきました(≧∀≦)
そして他の作品まで読んでいただいて、ありがとうございます!暑いのでご無理せず、お時間が許せばまたお付き合いいただけるととても嬉しいです。工藤先生は他でちょこちょこと登場しておりますが、一条先生も人気ですので、大熊さんと共にまたどこかで登場させられたら、と目論んでおります。
最後まで読破していただき、さらにはレビューまでいただいて感謝感激です。これからも頑張って書いていけたらと思います。ありがとうございました!
こんにちは。
こちらの作品、もう何十回と読み返しています。悲しくて苦しくて嬉しくてと色んな感情で毎回涙が出てしまい(一人の時じゃないと読めません)、感想をうまくまとめることは出来ません。
客観的には本当に辛い事件。それを取り巻く人達の苦しさ、優しさが心にきます。
天馬先生、彼自身苦しみながらも、鴻鵠よりも広い心でつばめちゃんを包んでくれて素敵でした。登場人物の皆さんが素敵でした!
語り手と時間軸が変わる文章も斬新で印象的でした。
あおいさんの他の物語とはまた違う顔の作品で、このような作品もとても素敵です。
書籍化で紙媒体でぜひ一家に一冊欲しいです!!
泉野あおいさんの書籍化作品
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…