燕雀安んぞ天馬の志を知らんや。~天才外科医の純愛~


「はじめまして。僕はきみの婚約者で、天馬拓海といいます」

 あの日、そう自己紹介した僕を、つばめちゃんはきょとんとした顔で見つめていた。


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