春永すぎて何が悪い?
片想い
高宮りつ。
25歳。フリーター。
恋をしている。
相手は、セレクトショップの店長・龍樹さん。
ずっとずっと片想いをしている。
最初は店に可愛い服が並んでて、服に見惚れてた。
だけど、すごくかっこいい店員さんがいて、いつのまにか服じゃなくてその店員さん目当てで何度もその店の前を通っていた。
だからその上の階のカフェでバイトを始めた。
バイトを始めて初めて知った。
龍樹さんには長年お付き合いしてる人がいた。
今日は、そんな龍樹さんと初めての、デート。
私の中ではデートと言ってるけど、きっと龍樹さんは仕事関係の打ち合わせだと思ってる。
駅ビルで待ち合わせをする。
今日、すごく頑張った。
この日のために服も買った。
化粧品も買った。
30,000円くらい吹っ飛んだ。
朝のメイクに40分くらい掛かった。
駅のトイレの鏡でメイクの最終確認をする。
ダメだ、緊張して吐きそう。
どうしよう。
話せるかな。
どうしよう、ほのかにお腹も痛い気がする。
緊張してお昼ご飯は全く食べられなかった。
龍樹さんを待つ間、全然落ち着かない。
こんな恋、人生で初めてだ。
ずっとずっと好きだった人と二人きり。
25歳。フリーター。
恋をしている。
相手は、セレクトショップの店長・龍樹さん。
ずっとずっと片想いをしている。
最初は店に可愛い服が並んでて、服に見惚れてた。
だけど、すごくかっこいい店員さんがいて、いつのまにか服じゃなくてその店員さん目当てで何度もその店の前を通っていた。
だからその上の階のカフェでバイトを始めた。
バイトを始めて初めて知った。
龍樹さんには長年お付き合いしてる人がいた。
今日は、そんな龍樹さんと初めての、デート。
私の中ではデートと言ってるけど、きっと龍樹さんは仕事関係の打ち合わせだと思ってる。
駅ビルで待ち合わせをする。
今日、すごく頑張った。
この日のために服も買った。
化粧品も買った。
30,000円くらい吹っ飛んだ。
朝のメイクに40分くらい掛かった。
駅のトイレの鏡でメイクの最終確認をする。
ダメだ、緊張して吐きそう。
どうしよう。
話せるかな。
どうしよう、ほのかにお腹も痛い気がする。
緊張してお昼ご飯は全く食べられなかった。
龍樹さんを待つ間、全然落ち着かない。
こんな恋、人生で初めてだ。
ずっとずっと好きだった人と二人きり。