6人のイケメン兄弟達と逆ハーレム暮らし❤︎
「ん?お前が噂の彼氏か?」
「そうですけど」
「ははっ、独占欲の強い野郎だ」
「ごほんっ。勝負の時間ですわ。移動してくださる?」
「あっ……はい!」
「はい」
朧ちゃんのお母さんの言うことを利き、勝負する、道場らしき場所に連れて行かれた。
***
試合が始まる。
「「よろしくお願いします」」
「さぁ莉乃、来い。本気でいいんだぜ?」
「本気……?」
本気……。
「うーん……周くん、あれ使ったら怒る?」
「だめだよ。でも——」
「ははっ!よそ見してんじゃねぇよ〜」
「ふっ」
【side 葉月】
「ははっ!よそ見してんじゃねぇよ〜」
こんな華奢なヤツ、どうせ大したことねぇんだろ?
「ふっ」
「っ!?」
あっけなく蹴りを弾かれる。
「莉乃、負けそうになったらね?」
「はーい」
な、なにがだ?
怖い。怖い怖い怖い怖い……!!
ニヤニヤと笑みを浮かべているが、目が笑ってない。
そして、殺気を放ってないから余計に怖い。
「……あのっ……本気出していいんだよ?」
「っ!」
充分な蹴りはお見舞いした。
なのになぜだ?
「そうですけど」
「ははっ、独占欲の強い野郎だ」
「ごほんっ。勝負の時間ですわ。移動してくださる?」
「あっ……はい!」
「はい」
朧ちゃんのお母さんの言うことを利き、勝負する、道場らしき場所に連れて行かれた。
***
試合が始まる。
「「よろしくお願いします」」
「さぁ莉乃、来い。本気でいいんだぜ?」
「本気……?」
本気……。
「うーん……周くん、あれ使ったら怒る?」
「だめだよ。でも——」
「ははっ!よそ見してんじゃねぇよ〜」
「ふっ」
【side 葉月】
「ははっ!よそ見してんじゃねぇよ〜」
こんな華奢なヤツ、どうせ大したことねぇんだろ?
「ふっ」
「っ!?」
あっけなく蹴りを弾かれる。
「莉乃、負けそうになったらね?」
「はーい」
な、なにがだ?
怖い。怖い怖い怖い怖い……!!
ニヤニヤと笑みを浮かべているが、目が笑ってない。
そして、殺気を放ってないから余計に怖い。
「……あのっ……本気出していいんだよ?」
「っ!」
充分な蹴りはお見舞いした。
なのになぜだ?