結ばれる運命!?
「結衣にゃんは、もちろん私の応援してくれるよねっ」
うっ…そんなキラキラな目で私を見ないで…。
「もちろんだよ〜ははは…」
「やったあ!結衣にゃんありがと!」
私ってば、何がもちろんだよ!
そもそも愛子ちゃんが恋のライバルだなんて私に勝ち目ないんじゃないか…?
どうしよう、どうしよう!
今更焦ったところで時を巻き戻すことなど不可能だった。
え、もしかして、あの神様ならできるかも…?
「ってことで、結衣にゃん!また人事部のとこ行くから付き合って!」
えええええ!勝手すぎる〜!
ハッ、でもあの人の名札を確認できる良いチャンス…!?
これは…!行くしかない!