結ばれる運命!?
「あの、同じ会社の方ですよね?どこの部署ですか?」



「あ、私は広報部です、三上結衣と申します!」



なんだか改めて自己紹介をするのが照れくさかった。

私は、清水さんのお名前を知っていたから。



「そうだったんですね、俺は人事部の清水恭介です。よろしく」



「あの、おいくつですか…?」



今年で25になると清水さんは言った。

大人びて見えていたから、まさかの同い年で少し驚いた。

あまりに緊張していたので、何を話していたのかはよく覚えていなくて。

こんなところ、愛子ちゃんに見られたら色々と終わりな気がする…。

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