結ばれる運命!?
「カイト、着いたぞ」
「ここがお家なんですね!」
4階建てのマンションだった。
カイトくんのお家は1階らしい。
「カイトくん、寝ちゃいましたね…」
「あー、鍵も開けっ放しだ、姉貴帰ってきてないし!もう!」
流れでお家の中までお邪魔してしまった。
カイトくんを布団に寝かせ、清水さんと私は実質リビングに2人きり。
ど、どうしよう!何話そう!
「子ども、好きなんですか?」
「え!…いやまぁ、なんというか。自分が長女なので、下の子たちの面倒は昔から見てましたね」
「へぇ、兄弟がいるんですね!」