縁は異なもの味なもの
食事をみんなで食べていると…

「パパ! 結納はゴールデンウィークのいつにするの?」

「接待ゴルフとか予定入ってて、5/5だけは空いてるんだけど……
大輔、真央さんのご実家の都合を聞いてもらえるか?」

「ああ、わかった。 仲人はどうする?
今の部署の部長さんがいいのかなぁ?」

「でも、大輔、結婚後は退職するからさ〜
学、どうする?」

「仲人とまではキチンとしないかもしれないけどさ、親戚だけど健太郎はどう?」

「俺? ああ、まぁ…今の大輔と立川さんの社長だしな! そうするか。」

「済まないが、頼むよ。健太郎、直美さん。」

「ああ。任せておけ!」

「健太郎兄さん、直美ちゃん!ヨロシクお願いします!」

「ああ。香代子良かったな。いいお嫁さんが井上家に嫁ぐ事になって。」

お義母さんはニコニコ頷いていた。

真央は、お義母さんは本当に素直な人なんだと思った。
以前、社長が天真爛漫と表現したが、その通りだと思った。
真央もいいお義母さんで安心していた。

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