縁は異なもの味なもの
真央は、話しが進むようにと思い、

「大輔さん、お昼食べてからウチに電話しよう?
この場で決めた方がいいと思うし…」

「そうする?」

「うん。」

隣りの席の香代子が天井を見ながら、ブツブツとつぶやいている。

「お義母さん? どうしたんですか?」

「あ、ごめんなさいね〜2階を改築するのに何部屋必要かとか〜
結婚式のホテルを予約しなきゃとかいろいろと考えちゃって〜」

「改築!! 
もし、改築するなら俺が設計するからな!
母さん、勝手に話しを進めるなよ!」

「わかってます! もう〜大輔は怒ってばっかり! 
真央ちゃんに嫌われるわよ〜」
ハハハ!と、親たちは大笑い。

「大輔、同居でいいのか…?」

「はい! 」

「真央、ちょっと待て! 父さん、母さん同居の件は、話し合いをしてからにするから、それまで待ってよ!」

「私は、真央ちゃんと一緒が良いなぁ!」

「母さん、真央はオレの嫁さんなんだからな!」
ハハハ。
またまた みんなで大笑い。

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