縁は異なもの味なもの
食事が終わり、私もお手伝いしようと思ったら、大輔さんに手を掴まれた。
「真央、これからご両親に5/5の都合を聞くよ。」

「あ、そうか！　うん。5/5に実家でだもんね。」

大輔が電話すると賢司も美也子も予定も無いから大丈夫との返事をもらい、
学が電話を変わり賢司にお米のお礼や挨拶をしてから電話を切った。

「ハァ〜緊張した〜！　
都合が良くてありがたいわ。
あ！　その日は仏滅とかじゃあないよな！
忘れてたよ！」

「そうだな！　カレンダーは？」

「大丈夫よ〜　大安じゃあないけど、友引！」

「大輔、真央さん、大安じゃぁなくて申し訳ないが、良いか？」

「真央、どう？　オレはすぐにでも入籍したいからさ〜！　気にしてないけど〜」

「ハイ。私も、大丈夫ですよ。」

こうして、5/5に結納となった。
真央は、スゴイスピードで決まっていくので戸惑っているが、
家族、親戚が、大輔さんと私の結婚を応援してくれているので嬉しく思った。


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