縁は異なもの味なもの

セレブなお買い物

真央は、香代子、直美と3人でお茶を飲む。

「真央ちゃん、こちらは直美ちゃんよ!」

「社長の奥様…です…よね。」

「ハハハ! 大輔くんのおばさんよ〜!」

「すみません。まだ、慣れなくて…。」

「少しずつで、大丈夫だからね。ふふふ。」

「直美ちゃん、真央ちゃんね、住んでたアパートが、火事で全て燃えちゃったみたいなのよ〜」

「え〜! 大変じゃない!!
身の回りのものはどうしたの?」

「たくさん大輔さんに買ってもらいました。」

「私ね〜孝次郎兄さんのところへ行こうかな?って思うんだけど…」

「それが良いわよ〜、化粧品一つとってもいつものじゃあないと、イヤだもんね!
私、お父さんに言ってくる! 香代子さんは孝次郎さんに電話して、行って良いか聞いてくれる?
お父さん〜  これから、3人でデパートへ行って来るね〜!」

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