縁は異なもの味なもの
「次は婦人服コーナーね〜!」

3階の若向きの婦人服コーナーへ
孝次郎伯父さんは、婦人服売り場の総責任者を呼び出し、
ワンピースなどのお出かけ用に10セット、
通勤着になるものを10セット、
普段着を10セットお願いね〜
と言って、また1階へ戻りお化粧品コーナーへ

「真央さん、いつもお使いになるメーカーは?」

「はい。見生堂です…」

「じゃあ、こちらですね。」

見生堂コーナーへ来て、店員さんと孝次郎伯父さんが話しをしている。

「真央ちゃん、いつも使っていたものを店員さんに伝えてね!」

「ありがとうございます…」
真央は大輔をチラッと見た。
大輔は笑顔で頷いてくれる。
真央は、いつも使っていたスキンケア一式とファンデーションを品番もつたえると、
お義母さんが下地と、口紅も3本似合うのをお願いします! と言って、店員さんが選んでくれた。
お化粧品は、紙袋に入れてもらった。

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