縁は異なもの味なもの
「杏奈ちゃん、ありがとうな!」

「杏奈、私たちは辞めていなくなるけど、
杏奈に今後何かあったらと思うと心配だよ〜
もう、あんな啖呵切らないでよ〜」

「小林さんは、レディース出身ッスか?
怖かったッス!! 
でも、専務がこの会社の悪を成敗してくれますね」

「中川くん! 私はレディースじゃあなくて姫だったの!
ウチの孝志が総長だったからさ!ハハハ!
昔の話よ〜 ハハハ!」

「マジっすか……! 」
大輔と真央も
「そうだったの〜」

「だから、車にも詳しいんだね〜。
ご主人にも、仁義切らなきゃだな。」

「え? 杏奈のこうちゃんは、優しい人だよ〜」

「主任、ウチの孝志はヤクザじゃあないので、仁義切らなくて、大丈夫ですからね!
一般人ですから〜!」

わははは!と大笑い。

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