縁は異なもの味なもの
「じゃあ、今日は招待状の封筒を決めましょう。
案内文も、この雛型をアレンジしてあとで、パパと大輔に見てもらおうね!」

2人で招待状は、可愛い天使が型押しされたものを選んだ。

お義母さんは、サロンからのチェックリストに招待状の欄に、商品番号を記入していく。

案内文も少し手直ししたものを、紙に清書して一応終わった。

お料理のパンフレットを見せてもらう。
試食会の料理に◯が付いていた。

「お料理は、試食会にでるのが一番人気でそれが、基本形みたいなのよ〜 
それに〇〇もつけると、プラス1500円とか
△△をカットするとマイナス1000円とかなの〜
私なんか出されたら全部食べて美味しければ良いと思うけど、
いろいろとうるさい人っていたりするでしょう? 
だからみんなで相談してからにしましょうね。」

「お義母さんが、いろいろとサポートしてくれるので安心します。 
本当にありがとうございます!!」

「あ!! 真央ちゃん、忘れてた〜
新婚旅行はどこにする? 
旅行パンフレットは…… あ、コレよ!
ヨーロッパ、ハワイ、オーストラリア、
南の島。2人で相談してね〜! ふふふ」

「あ、旅行。 完全に抜けてました〜。
ハネムーンかぁ〜 
英語もあんまり出来ないしな〜」

「英語は、大輔が出来ると思うから大丈夫よ!」

「え、大輔さんは英語ペラペラなんですか?」

「ペラペラまでかは、わからないけど…
高校生の頃交換留学生で1年間アメリカに行ったから、大丈夫だと思うわ!」

「え〜、スゴイ! 留学生!!」

大輔と学が図面を持ちながらリビングにやって来た

「真央、大体のプランを考えたよ〜
何? 旅行のパンフレット? あ、新婚旅行か」

「大輔さんは、英語ペラペラですか?」

「まぁ、相手には通じる程度には…かな。
どうした? 真央は?」

「私は、全然ダメなので、海外に行ったら大輔さんにピッタリくっついて行きます!」

「ハハハ! わかった。
じゃあ出来るだけ日本語が通じない国へ行くか!」

みんなで、大笑いした。

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