縁は異なもの味なもの
消防車がまだいた。
消火作業は終わったようだ。
私はヨロヨロしながら、消防隊員の方へ近づいて、
「あの〜、202号室の立川ですが〜」
管理会社
「あ! 立川さん!大丈夫でしたか?
何度も連絡しても出ないので心配してたんです!」
「すみません。 結婚式で外出してて…」
消防隊員
「102号室から出火しまして、全焼しました。
202号室は、全部燃えてしまいまして…
床も焼け落ちたんですよね。」
「え! 家財道具や衣類も全部?」
ヘナヘナと地面に崩れた真央を大輔が抱えてくれた。
管理会社
「あの〜貴方は…」
「立川の会社の上司です。」
管理会社の人に名刺を出した大輔。
「今日は、立川を連れて帰ります。
今後の事は、こちらの名刺の方へ連絡して下さい。
すみませんが、今日はこれで」
管理会社
「はい。わかりました。
気をつけてお帰り下さい」
真央と大輔は、タクシーで大輔のマンションへ向かった。
真央は相当ショックだったようで、一言も喋らなかった。
消火作業は終わったようだ。
私はヨロヨロしながら、消防隊員の方へ近づいて、
「あの〜、202号室の立川ですが〜」
管理会社
「あ! 立川さん!大丈夫でしたか?
何度も連絡しても出ないので心配してたんです!」
「すみません。 結婚式で外出してて…」
消防隊員
「102号室から出火しまして、全焼しました。
202号室は、全部燃えてしまいまして…
床も焼け落ちたんですよね。」
「え! 家財道具や衣類も全部?」
ヘナヘナと地面に崩れた真央を大輔が抱えてくれた。
管理会社
「あの〜貴方は…」
「立川の会社の上司です。」
管理会社の人に名刺を出した大輔。
「今日は、立川を連れて帰ります。
今後の事は、こちらの名刺の方へ連絡して下さい。
すみませんが、今日はこれで」
管理会社
「はい。わかりました。
気をつけてお帰り下さい」
真央と大輔は、タクシーで大輔のマンションへ向かった。
真央は相当ショックだったようで、一言も喋らなかった。