縁は異なもの味なもの
ダイニングテーブルで、家族みんなでお鍋。

私はまだ、家族ではないが…
みなさんから暖かく受け入れていただいている。

「今日は、キムチ鍋ですよ〜!
真央ちゃん、ウチはね〜パパが昔から鍋奉行だからね! ハハハ。
では!パパお願いします〜!」

「ハイハイ。 白菜からだな〜ママ、
キムチは? あ、ゴメン。目の前にあったわ!」

「父さん、肉ね! 肉!」

真央は、クスクス笑った…

「たくさん食べる前に、
今日は大輔も真央ちゃんも泊まるからビールで乾杯しますか! ちょっと待ってて〜」

香代子について真央も席を立ち、グラスを用意する。

「アラ、さすが!真央ちゃん。
グラスありがとう〜!真央ちゃんもビール?
ワインや缶チューハイもあるよ〜」

「ビールが良いです!」
みんなのところへ戻り、ビールで乾杯!!

大輔さんは、お酒に弱いが、
お義父さんと康平さんは、酒豪だった!!

「なんで俺だけ、酒に弱いんだろう〜」

「佐藤家の爺さんは、下戸だったからじゃあないか?」

「確かに!! でもさ、樹たち3兄弟はめっちゃ酒が、強いんだよな〜 不思議だ!」

「真央さんは、酒強いの?」

「私も、あまり強くないんですよ〜。
それでも、会社の飲み会では、ジョキ1杯は頑張って飲みますよ!」

「じゃあ、私と同じくらいだわ!ふふふ。」

「お義母さんもですか? 同じですね!ふふふ」

男性チームは、2人の会話を聞き、本当に相性が良くて安心していた。
そして3人は顔を見合わせて頷いた。

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