縁は異なもの味なもの
「真央! ハネムーンはどうする?
行きたいところはある?」

「うん。あのね、子どもができたら 
たぶん、なかなか行けないだろうから…
南仏からイタリア、ギリシャでエーゲ海に行きたいの…、
英語も通じるよね〜
どう? 建築物見るならスペインもかな?」

「お〜、ヨーロッパか会社の有給もたっぷりあるし、ヨーロッパにするか?」

「ホント? いいの? 
ワガママ言ってゴメンね!でも行きたいの!」

「よし! 行こうぜ! 大きなスーツケースを持って、南仏、イタリア、ギリシャ。
2週間くらいかけてさ〜
ギリシャはエーゲ海クルーズとかで島々を巡ったり? 
海がキレイだろうなぁ〜」

「うん!!ただ〜11月だから、寒いかも〜。
でも! 一生に一度の新婚旅行だ! 楽しもう!」

また大輔は、真央を抱きしめた。

「本当に真央と結婚できるのが嬉しいんだ。
真央は、オレの心をほっこりさせてくれるんだ
ありがとう。真央。愛してる…」

真央は、大輔の言葉がスーっと心の中まで入ってきた。 

「私も、大輔さんといると温かい毛布に包まれてるような、気持ちになるの。
私を幸せにしてくれてありがとう。
愛してるよ。大好き。」  ぎゅー

甘い夜を過ごした 2人でした。

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