縁は異なもの味なもの

電気圧力鍋

駅の改札口で、賢司と美也子と別れ大輔とマンションへ帰って来た真央。

エントランスにある宅配ボックスから届いた電気圧力鍋を持って部屋へ。

「真央〜。電気圧力鍋を早速使うよ！
カレーを作ってみるから、手伝ってくれる？」

「うん！　じゃあ着替えて説明書を読んでからつくろうか？」

「うん！　オレ頑張る！」

「ふふふ。　お願いしますね！」

2人で着替えて、説明書に目を通してからレシピ通りに材料を切り鍋へ入れてスイッチを入れて調理している間にご飯を炊き、
真央は、洗濯物を洗い始める。

大輔は、お風呂の準備をしてくれた。

リビングに戻ってお茶を飲んでいると、炊飯器と電気圧力鍋がほぼ同時に出来上がりのメロディーが鳴った。