縁は異なもの味なもの

恋人同士の甘い時間

翌日は、大輔さんとブライダルサロンへ招待状の宛名を書いてもらう名簿を提出してマンションへ帰って来た。

「真央、旅行の予約もネットでするぞ!」

「うん。あ、パスポートの事を旅行会社に聞きたいんだよね〜 旧姓のパスポートで大丈夫なのかなぁ〜」

「それも問い合わせするわ!」
旅行の手配も完了しそうだ。

ネットに向き合っている大輔の側で真央もパソコンを覗き込みながら、パスポートの件も納得して予約が完了した。

「あとは、改築だけだなぁ〜」

「なんだか、夢みたいだなぁ〜」

「は!オイ!真央!オレと結婚するんだぞ!夢じゃあないからな!」

「うん。あまりのスピード結婚について行けてないのかな? ハハハ…」

大輔が真央をぎゅーと抱きしめて
「真央…本当に心から愛してる…」

「うん。私も大輔さんが大好きよ。変な事言ってゴメンね〜」

「頭がついていかないなら、体に覚えさせなきゃな! 真央、コッチへおいで…」
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