縁は異なもの味なもの
真央は喉がカラカラだったので、そぅ〜とベッドから抜け出そうとすると、
真央のお腹辺りにある大輔の腕に力が入って
ぎゅーと後ろから抱きしめられた。

「大輔さん?」

「真央、起きた? どこ行くんだよ〜」

「喉がカラカラだから、お水を持って来るね!」

「無理させたな、ゴメン。
でもさ〜 まだ足りないんだけど…」

「え? あんなにたくさんしたのに?」

「オレもビックリなんだけどさ〜
イッテもまたすぐ元気になっちゃうんだよ〜 ホラ〜」

大輔は自分の分身を真央の腰辺りに押しつけた。
真央は、真っ赤になりながらチラッと大輔の方を振り返ると、大輔はニヤリとして真央の唇にキスをし始めた。

「大輔さん… 水…」

「オレが、持って来るわ、待ってて!」

冷蔵庫からペットボトルの水を持って戻った真っ裸の大輔。 
真央は目のやり場に困った…

「何、照れてるんだよ〜 イヤラシイなぁ〜
マオちゃんは〜 ハハハ、ホラ飲んで。」

「うん。ありがとう。」
ゴクゴクと水を飲む真央。

真央が飲んだペットボトルを受け取った大輔もゴクゴク水を飲むと、布団の中に入ってきてまたまた真央に貪り始めた。
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