縁は異なもの味なもの

佐藤家に到着した。


ピンポン♪

「大輔くん、真央さん! 大変だったね!
さあ、入って!」

「叔母さん、お言葉に甘えてお世話になります」

「ありがとうございます。」

直美は健太郎と樹がいるリビングに案内し、

「みんなお腹空いたでしょう!
うどんにするから、できたら呼ぶね。」

「私も手伝います!」

「大丈夫? 真央さん。」

「はい。動いてた方が気が紛れるというか…」

「じゃあ、お願い! こっちよ!」

「大輔さん、手伝ってくるね。」

「ああ。無理すんなよ。」

「うん。」

真央は、直美のあとに付いてリビングから出て行った。


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