縁は異なもの味なもの
平日の真央は、朝ご飯を作りながら大輔と自分の昼の弁当を作ったり、大輔にメールで夕飯のリクエストを聞いたり、メニューを提案したりしてやり取りしている。
大輔さんは、メールだと面白いスタンプで返してくれたり、思っていたよりも気さくな人柄だった。

マンションの部屋では、良く話し掛けてもくれるし話しもきちんと聞いてくれる。

火曜日の大輔の話しから…
マンションは親が所有しているもので、実家は隣県の不動産屋さんで10歳年下の弟さんが、春からその会社に入社した事を教えてくれた。

もう一つビックリしたのが、主任もそのうち実家の会社へ戻るらしい。
ウチの会社へは修行の為に働いている事がわかった。

もう一つビックリした事!!!

ウチの社長家族と親戚だった!!!

何でもウチの社長は、大輔さんのお母さんのお兄さん。
そしてウチの社長と大輔さんのお父さんは、大学からの親友だそうだ! 
だから、大輔さんは目立たないようにしていたと本人は言うが…
充分イケメンとして目立ってましたよ!!

ウチの社長も樹専務もイケメンだから…
親戚中イケメンと美女?! 
だからなのか?
大輔さんは自分の事は普通だと思っている。
ナルシストより良いのかもしれないが…
自分がイケメンだと自覚して欲しいよ。

まったく〜


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