縁は異なもの味なもの
真央は、大輔の今までのイメージが、自分の中で崩れ始めていると感じている。


それまでの 《井上主任》のイメージは…
無口で、感情を面に出さないクールな
超イケメン上司! だった………

今では私の周りを牽制する番犬のようになり。
ウチでは、
私にはたくさん話しをしてくれるし、たくさん笑う人だ。
しかも、自分がイケメンと自覚してないし〜
信じられない程 ピュアな人なのだ。

だって、この私に2年も片想い??
え〜!! 信じられない〜だよ〜。


いとこだから似てるのかな?
樹専務のような軽さも時々出ている。
????
不思議な面がたくさんある人なんだけど、計算して作ってるわけじゃないんだよね〜 
ゔ………

「真央! 顔が百面相になってるぞ!
ホラ、疑問に思ってる事を言ってみろよ。」

「うん…、私ね、今まで大輔さんはクールな人だと思ってたのよ。
無口だし、感情を顔に出さないし、冷静だし?
でもね、一緒に暮らすようになって、
たくさん話しもするし、よく笑うし、
さっきみないに、ちょっと軽めに挨拶する大輔さんに戸惑ってるというか、
どっちが素なのかなぁ?って考えてたのよ〜」

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