縁は異なもの味なもの
「大輔さん、杏奈にだけは結婚してからの事話ししました。 杏奈は親友だし言いふらしたりしないから。」

「うん。そうだなぁ。
杏奈ちゃんは良い子だからな。
結婚してからも家族ぐるみでずっと仲良くしていこうな!」

「うん。ありがとう。
中川君は、大輔さんに凄く憧れてるから、大輔さんについて井上不動産に転職したりして〜ハハハ」

「アイツはさ、ウチの弟みたいでかわいいヤツなんだよ。
ラグビーもビックリだけど、
ああ見えてさ、アイツ1級建築士の勉強始めたらしいんだ。
もっとチャラいのかと思ってたからさ〜
オレも、今日は反省したんだよ。」

「何でもそうかもしれないけど、見た目に騙されちゃいけないんですね。」

「あぁ、そうだなぁ。若くてもスゴイヤツはたくさんいるんだから、正しく見る力をつけなきゃダメだな。」

「うん。そうだね。」


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