縁は異なもの味なもの
「ハイ! わかった。美也子さん、いい?」
美也子も頷く。
「2人の結婚を認めます!
おめでとう!真央ちゃん、井上君。」
大輔と真央も顔を見合わせて、微笑み
大輔、真央は
「お父さん!お母さんありがとうございます!」
「結納や結婚式はどうするのか考えてるのかな?」
「ハイ! 来週の日曜日にウチの実家へ挨拶してからですが来月結納をして、10月か11月に結婚式を〇〇県のウチの会社系列のホテルで挙げようと思っています。
たぶん、年明けに私は、
定年退職する井上不動産の副社長からの引き継ぎをする予定でして…
急な話しで大変申し訳ございません。」
「じゃあ、今年いっぱいで2人は今の会社を退職するのかい?」
「ハイ。2人とも有給の消化もありますし、その間に新婚旅行にも行けるかなぁ〜と思っています。」
「新居は、〇〇県になるのね?」