縁は異なもの味なもの

「その事なんだけど！　
私の希望は大輔さんのご家族と同居したいの！
子供が産まれたり、子育てもお義母さんにも手伝っていただきながらと思ってるの。」

「あの！　真央さんが同居と言ってくれて私も嬉しいのですが…
まだウチの家族にも会ってませんし…
その辺はウチの母親と真央さんが会ってみてから決めたいと思います」

「大輔さん！　私は同居したいんだけど？」

「大輔君、君は長男だからさ…
できるだけ同居の方がいいんじゃないのかい？
美也子さんはどう思う？」

「大輔さんが長男なら、その方がいいと思うけど…」

「は…い。真央さんの申し入れは、本当に嬉しいので来週実家へ行った時に話しをしてみます。」

「じゃあ、今年中に真央ちゃんはお嫁さんかぁ〜。
淋しいなぁ…たまには遊びに来てよ〜！」

「はい！　お父さんやお母さんもいつでも遊びに来て下さい！」