縁は異なもの味なもの
お母さんが下から
「真央〜大輔君〜 夕飯何が良い?」

「大輔さん。お母さんのハンバーグ美味しいから、ハンバーグにする?」

「マジで? そうする! スーパーにもついて行こう! な!」

「じゃあ、下行こう!」

ダダダ!と階段を降りて
「お母さん。ハンバーグが食べたいんだけど〜
私たちもスーパーに一緒に行っていい?」

「ハンバーグ? そんなのでいいの?
すき焼きにしようかって賢司さんと話してたんだよ? ハンバーグが食べたいのね?」

「はい! ハンバーグ大好きなんです!お願いします!」

「真央、ハンバーグくらい作ってあげなさいよ」

「月曜日に作ったけど、お母さんのハンバーグ美味しいから! ね! お願いします」

結局、お父さんも酔い覚ましという事で近所のスーパーへ買い物に出かけた。


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