縁は異なもの味なもの
途中で、ご近所さんのおばさんに会ったり、

スーパーで地元の農家さんのお米も、
私たち用と来週挨拶に行く大輔さんのお家用も買ってもらった。

夕飯は、私とお母さんが作り、お父さんと大輔さんはお父さんの趣味の写真の作品集を見ながら、話しをしていた。

「ご飯出来たよ〜」

「ハイ! 大輔君ダイニングテーブルへ行こう。
美也子さんのお料理は美味しいよ!
真央ちゃんもお料理上手でしょう?」

「ハイ。どれも美味しいです。
お昼の弁当も作ってもらってます。」

「僕も〜! お昼が楽しみだよね〜」

「はい。嬉しくなります。」

ニコニコしながらダイニングテーブルにきた、賢司と大輔。

ハンバーグ、煮物、和物に温野菜サラダとどれも美味しそうだった。

「大輔さん。ご飯のお代わりありますからたくさん食べね。」

「ありがとうございます。」

「では、いただこうか。いただきます!」


「「「いただきます!!」」」

大輔さんは、お母さんのハンバーグがこれまた真央とは違う美味しさで、
うまい! うまい!と言いながら食べていた。

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