縁は異なもの味なもの
翌日は、のんびりと朝食をたべ、2人は観光しながら帰る事にした。

観光といっても田舎なので、
高速道路で戻りながら途中の観光地を目指しお昼は名物料理を食べ
プラプラと、観光地を見物して夕方にマンションへ戻ってきた2人。
夕飯は途中でラーメンを食べてきたので、
洗濯をしたり、実家から貰った野菜などを片付けて、リビングでコーヒーを飲んでいる

「やっと、ホッとしたな。
ご両親にも認めていただいたし!
真央、一応父さんと伯父さんに連絡するな!」

「うん。お願いします。」

〜…〜…
「もしもし〜、父さん。オレ。
さっき戻って来てさ。うん。そうだよ。
うん。 ご両親に認めていただきました。
うん。日曜日の午前中だわ。うん
あ〜聞いた〜。うん。じゃあね。」ピッ!

「真央。父さんがおめでとう!って伝えてくれって言ってたわ。」

「本当?大輔さん、本当に私で大丈夫かなぁ」

「父さんはさ、伯父さんからも真央情報が入ってるみたいだから、大丈夫だよ!」

「え?社長から〜」

「じゃあ、伯父さんにも連絡するな」

〜…〜…
「もしもし、あ、伯母さん?うん。
ありがとうございます。ハハハ。
伯父さんいますか? はい。
あ、伯父さん、真央のご両親からお許しをいただきました。 はい。はい。
よろしくお願いします。 はい。じゃあ
おやすみなさい。」

「真央。伯父さんも日曜日に退職日とか、一緒に相談して決めようってさ。」

「はい。畏まりました。」

「ハハハ! 何が 畏まりましただよ〜
大丈夫だから、社長だけど、伯父さんだから緊張しなくてもいいからな! ハハハ。」

「ハァ〜、慣れるまで時間がかかりそうだよ〜」

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