【短】You're my only shinin' star
つーか、麻沙美は何を思ったのか、俺には今彼女がいると言っていた。
でも実際は…ここ半年ほど彼女を作る気にはならなくて、フリーだったんだ。
そんな所に、長年のモヤモヤの原因だった麻沙美からの、告白。
俺は自分が今までどれだけ、麻沙美のことを傷付けて悩ませ泣かせて来たのかと思い、髪をガシガシと掻きむしって、後悔をした。
そして、そんなことをしている間にやって来てしまった、3月。
ホワイトデーまで2週間。
これは、本気でやばいと、俺は自分が麻沙美のストーカーにでもなったんじゃないかというほど、麻沙美の後を追い続けた。