きみのため



「だからごめんね真央。
俺が一人前になるまで少し待ってて」


「うん!待つ!いくらでも待つよ!」



心の中で、紫乃くん好き好きビームを送った。



紫乃くんは普段から簡単に
「好き」なんて言うタイプじゃないけど

こういう話題になると、
やっぱり愛されてるって分かるから好き。



不安になんてなったことないよ。


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