【プロット】冴えない私は異世界で、傾国の美女にならないといけないようです
キャラ設定
久瀬彩織 くぜ さおり 24歳

普通の会社員。
身長170センチ、体重50kg。
体重については痩せすぎだとランツにほどよく太らされる。
痩せすぎだが、胸は大きくEカップ。
長い黒髪に黒目がちな目とよく見れば美人だが、いつも俯いて顔を隠しているので気づく人間は少ない。
いままで彼氏がいた経験はない。
恋はしても自分なんて相手にしてもらえるわけがないと諦めて終わる。
口癖は「自分なんて」。
自信がなく、いつもおどおどしていて卑屈で、その態度のせいで人を苛つかせる。
ああなりたい、こうしたいと憧れや願望はあるものの、すぐに自分なんてと諦める。
いつも失敗を恐れ、やらない理由にし、諦めることで安心を得ている。
ランツとの出会いで自分に自信をつけていく。
笑うと誰もが惚れるほど、可愛い。
頭脳スペックは高いが、その性格のせいで自分自身すら気づいていない。自分を変えてくれたランツに感謝している。


ランツェス・フィノス 28歳

通称、ランツ。
フィノイスラント王国、王弟。
先王と若い後妻との間の子のため、兄とは年が離れている。
身長182センチ、体重75kg。
金髪碧眼の色男。
一人称は俺。
がさつでおおらかに見えるものの、実際は繊細で優しい。
剣の腕も政治の腕も上の上。
王族固有の意思疎通魔法が使え、体液を与えたものも一時的ながらその恩恵にあずかれる。
身分を隠して娼館に出入りをしているのは、庶民の話を聞くため。
女も買うが、なにもせずに話をするだけで、さらに大量のチップをはずむので、人気が高い。
ランツのおかげで借金の返済ができ、里へ帰った娘も少なくない。
兄王の圧政に苦しむ民を憂えており、兄王を退けるための計画を練っている。
彩織が美女だと一目で見抜く。
おどおどしている彩織に最初は失敗したかとかも思ったが、初めて笑った彩織がこれ以上ないほど可愛く、気になるようになる。
毎朝、彩織に言葉がわからないのをいいことに、愛していると囁いているが、彩織にはおはようだと教えていて、真実を知られないようにあの手この手を使って隠している。
民のためなら親兄弟でも切り捨てられる、冷酷な一面も持つ。


デュドルフ・フィノス 52歳

フィノイスラント王国、国王。
背は高くなく、ハンプティダンプティのような体型。
明るい茶髪は癖が強く、瞳は緑色。
美しい弟にコンプレックスを抱いている。
政治の腕は中の中だがプライドが高く、周りの意見は一切聞かない。
子ができないうちにランツが成長し、さらにはランツを次の王に推す声も多いことから、ここ最近は世継ぎを作るためだと女を後宮に囲いまくっている。
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