HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
私のコインは見つからず。
黒人さんが帰って来ちゃったし。どうしようか・・・

自力で彼に告白するしかないか・・・

私はダイニングテーブルの椅子に座り、肩を落として俯いていると黒人さんは来た。

「ほら」

彼は私の見える場所に六ペンスのコインを置いた。

「大昔にあげたコインを未だに持っていたなんて…正直驚いた。その上、俺が初恋の人で王子様だと言った。それにはもっと驚いた・・・」

「えっ?」

彼が私の前に腰を下ろす。



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