HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
彼が私の初恋の人。

―――私がずっと待って居た王子様だった。

彼は私の左手を取り、そっとマリッジリングの嵌る薬指に口づけた。

六ペンスのコインが私と彼を引き寄せた。

「運命の赤い糸ってあるのね・・・」

「あぁ」








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