HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
私は早めに起きて朝食と自分のお弁当作りに取り掛かる。

卵焼きにウィンナーに昨日下ごしらえしておいた唐揚げを揚げた。

「朝から何してんだ?」

黒人さんも早起きして、キッチンに立つ私の元に来た。

「唐揚げ揚げてんのか?」

「まぁね…」

黒人さんはパットにおいた揚げたての唐揚げを手に取る。

「熱っ!?」

彼は慌ててパットに唐揚げを返した。

「…さっき揚げたばかりよ…熱いのに決まってるじゃない。火傷してない??」

「火傷はしてないぞ・・・それよりも唐揚げが焦げてるぞ」

「えっ!?」

私は慌てて火力を弱め、焦げた唐揚げをパットにおいた。

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