HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
「エルザの心臓外科医の腕は確かだった…俺も彼女の執刀の手術に付き添い、テクニックを盗ませて貰った…」

「へぇー・・・」

「彼女と朝まで飲んだコトもある…」


眞白の頬が引き攣り始める。

「飲んだだけだ…気にするな…」

俺は少しだけ眞白の嫉妬を煽り、苛めた。

「別に…気にしてませんから…」

「そうか?」

素っ気なく返す眞白。

「ホント…お前は分かりやすい…俺とエルザは何もないよ…俺が愛してるのはお前だけだ…眞白」


俺は眞白にバックハグをする。

「く、黒人さん!?」

「気になるなら、ニューヨークに行った時、エルザに直接訊けばいい・・・」


「私は気にしてませんよ…」

「じゃ何で!?そんなに向きになるんだ?」

「それは…」

「仕方がない…今夜はベットの中でお前に誠心誠意尽くすよ…」

「やっぱり…疚しいコトあるのね…」

「神に誓ってもないぞ…」
今度は俺の方が向きになった。


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