HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
まるで、恋人のような雰囲気の二人。

私は黙って二人の様子を見つめるだけ。

「紹介する…エルザ…俺の妻の眞白だ」

「ハジメマシテ、ましろさん・・・ワタシ、エルザ・クリントンです…よろしく」

彼女は片言の日本語で私に自己紹介して来た。

「初めまして、黒人さんがお世話になりました…妻の眞白です、貴方のコトが黒人さんから訊いてます」
と日本語で返した。

「あ・・・ワタシ、マダ・・・ニホンゴベンキョウチュウ…」

彼は私の挨拶が分からなかったエルザに英語で通訳した。


「・・・OK」

エルザさんは又黒人さんに抱きついた。

「あ、あの…」

「・・・別にスキンシップだ…眞白」

怒っている私に黒人さんはニヤけた顔で、反論して来る。

彼の態度にまた腹が立って、腸が煮えくり返っていた。

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