HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
ベール越しに見ていた彼の顔が鮮明になる。

「眞白…愛してる」

彼は長身のカラダを屈め、私の唇を誓いのキスを落とした。

「私も愛してるわ…黒人さん」

このパーティーは挙式を挙げていない私達の為に計画された挙式パーティーだった。
パーティーは大盛況に終わり、私達はホテルの部屋に戻った。
******

「…このまま、仲たがいして…ニューヨークでは甘い夜は過ごせないと思っていたよ…眞白」

二人でバスタブに浸かり、カラダを密着させる。
黒人さんは既に男として私を欲していた。

「私も変な意地を張ってたわ…ゴメンなさい…黒人さん」




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