HONEYBEE(3)～エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します～

私は抵抗したけど、人気のない通りに連れ込まれてしまった。

「カネダセッ・・・」

私は彼よりも大きな背丈に屈強な強面の黒人男性たちに囲い込まれていた。
一人がナイフを所持し、もう一人は銃を持っていた。
私を片言の日本語で脅しにかかる。
私は慌ててバックから財布を取り出しが、彼らは手許からバックごと強引に奪い取った。

私達アジア系を狙った犯罪が多発していると外務省からの注意喚起を思い出した。


「眞白！！」

黒人さんは果敢にも私を探し出して、輪に飛び込んで来た。

「黒人さん!!危ないっ！！」

「えっ？」

一人が私を助けに来た黒人さんに向かって発砲。

「！！？」

私に気を取られていた黒人さんは右腕を銃で撃たれた。

一瞬の出来事だったーーー・・・