HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
二人は帰ってしまった。
「明日…また食べればいいじゃないか…眞白」
「そうね…」
「それよりも…今夜こそは二人で甘い夜を迎えようぜ…眞白」
「それは…ご遠慮致します」
「なんでだよ!?」
「だって…奏太の世話で疲れているんだもん」
奏太の夜泣きで眠れない私は少しでも寝る時間が欲しかった。
奏太が生まれてからは育児に追われ、性欲も湧かない。
「奏太…お前が夜泣きするばかりに…眞白が疲れているんだぞ…今夜ぐらいが一人で朝まで寝ろっ」
黒人さんは腕の中の奏太に訴える。一方、奏太は、両端の口角を上げて天使の微笑みは浮かべ、円らな目でパパの黒人さんを見つめ返すだけだった。
「お前ひとりで…眞白を独占しやがって・・・」
黒人さんは我が子に私を奪われ、嫉妬していた。
赤い糸で繋がった私と黒人さんは人生の第二ステージに入っていた。
(完)
「明日…また食べればいいじゃないか…眞白」
「そうね…」
「それよりも…今夜こそは二人で甘い夜を迎えようぜ…眞白」
「それは…ご遠慮致します」
「なんでだよ!?」
「だって…奏太の世話で疲れているんだもん」
奏太の夜泣きで眠れない私は少しでも寝る時間が欲しかった。
奏太が生まれてからは育児に追われ、性欲も湧かない。
「奏太…お前が夜泣きするばかりに…眞白が疲れているんだぞ…今夜ぐらいが一人で朝まで寝ろっ」
黒人さんは腕の中の奏太に訴える。一方、奏太は、両端の口角を上げて天使の微笑みは浮かべ、円らな目でパパの黒人さんを見つめ返すだけだった。
「お前ひとりで…眞白を独占しやがって・・・」
黒人さんは我が子に私を奪われ、嫉妬していた。
赤い糸で繋がった私と黒人さんは人生の第二ステージに入っていた。
(完)