HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
彼に暴かれてしまった嘘の数々。
彼と私の立場は完全に逆転している。
「・・・別に…呼んだだけだ…」
「用もないのに…呼ばないでよ…」
「…入籍はいつにする?」
「え、あ・・・私が区役所に婚姻届取って来ればいいんでしょ?」
「…飯食ったら、二人で行ってもいいんじゃないのか?」
「えぇ~っ!?」
「・・・お前の処女を奪った責任は早く取りたいからな・・・」
黒人さんはニヤリと嫌な笑みを私に投げた。
「・・・貴方ね…」
私は周りを見渡して、誰かに訊かれていないか確認したが、周りには誰も居なかった。