HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
ウエディングフォト
『フロンティアメディカル』を退職。
明日からは『槇村レディースクリニック東京』で院長秘書補佐のアルバイトを始める。
『ジュテーム東京』
私は遠慮したが、二人の結婚していた証を残したいと黒人さんに強く言われ、ウエディングフォトを残すコトになった。
新郎の黒人さんよりも準備に時間のかかる新婦の私は先に『ジュテーム東京』に入り、ヘアメイク室で準備にかかった。
ヘアメイクを終え、ウエディングドレスに身を包む。
鏡に映るウエディングドレス姿の自分をジッと見つめた。
「キレイよ。眞白さん」
「キレイ…」
今にも生まれそうな大きなお腹を抱えた充斗の妻・葵さんと娘の莉緒ちゃん、母の三人が私のウエディングドレス姿をいち早く見に来た。
「眞白も本当に結婚したのね…」
「お母さん…」
母はハンカチで感涙の涙を拭いた。
私は嫌だったけど、こうして母の涙を見ると花嫁姿を見せられて良かったと思える。
母にして見れば、ひとり娘の私が黒人さんと入籍して結婚した。
実感が今一つ湧かないと言っていた。こうして、花嫁姿を見せ、結婚した節目を感じたコトだろう。
感慨深い涙だと考えると私まで泣きそうになった。
折角のメイクが崩れるから、私は必死に涙を堪えた。
明日からは『槇村レディースクリニック東京』で院長秘書補佐のアルバイトを始める。
『ジュテーム東京』
私は遠慮したが、二人の結婚していた証を残したいと黒人さんに強く言われ、ウエディングフォトを残すコトになった。
新郎の黒人さんよりも準備に時間のかかる新婦の私は先に『ジュテーム東京』に入り、ヘアメイク室で準備にかかった。
ヘアメイクを終え、ウエディングドレスに身を包む。
鏡に映るウエディングドレス姿の自分をジッと見つめた。
「キレイよ。眞白さん」
「キレイ…」
今にも生まれそうな大きなお腹を抱えた充斗の妻・葵さんと娘の莉緒ちゃん、母の三人が私のウエディングドレス姿をいち早く見に来た。
「眞白も本当に結婚したのね…」
「お母さん…」
母はハンカチで感涙の涙を拭いた。
私は嫌だったけど、こうして母の涙を見ると花嫁姿を見せられて良かったと思える。
母にして見れば、ひとり娘の私が黒人さんと入籍して結婚した。
実感が今一つ湧かないと言っていた。こうして、花嫁姿を見せ、結婚した節目を感じたコトだろう。
感慨深い涙だと考えると私まで泣きそうになった。
折角のメイクが崩れるから、私は必死に涙を堪えた。