HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
『フロンティアホテル東京』
ウエディングフォトの撮影を終えた私達は場所をホテルのフレンチレストランに移し、結婚祝いのランチのフルコースを堪能する。
「天国のご両親もきっと君の晴れ姿を見ているコトだと思うよ。黒人君」
「そうですね…」
父は娘の私が焼いちゃうぐらい黒人さんのコトを目に掛けていた。
「それよりも・・・眞白お前…明日から黒人君の紹介でアルバイトを始めるそうだな…」
「えぇ―」
「・・・アルバイトなんてしなくても…彼の収入で十分生活出来るだろ?眞白」
「・・・お義父さん、確かに俺の収入だけで生活は出来ますよ。でも、眞白さんだって…彼女の意思で『フロンティアメディカル』を退職したワケではありません。彼女はもっと仕事が続けたかったと思います。それを社長の権限で退職させて・・・父とは言え、横暴ですよ。先にそれを詫びるべきです」
「黒人さん!?」
「・・・ほら、貴方…」
隣に座る母にも促され、父が私にペコリと頭を下げた。
「すまない…眞白」
「子供に関しては授かり物です。いつ、出来るか分かりません…もしかしたら、お二人の期待に添うコトが出来ない可能性だってあります・・・」
「それはそうね…ねぇ―貴方・・・」
「あぁー…黒人君の言う通りだ…」
「そう言うコトですので…俺は眞白のアルバイトに理解を示しています。今後、俺達のコトを干渉するような言葉は謹んで貰いたいです。眞白にもプレッシャーとなりますので…婿入りしておきながら、強気の発言をしてすいません…」
と彼は最後に父に詫びた。
「いいんだ・・・黒人君。わしは君と本当の父と息子になりたいと思っているから…」
ウエディングフォトの撮影を終えた私達は場所をホテルのフレンチレストランに移し、結婚祝いのランチのフルコースを堪能する。
「天国のご両親もきっと君の晴れ姿を見ているコトだと思うよ。黒人君」
「そうですね…」
父は娘の私が焼いちゃうぐらい黒人さんのコトを目に掛けていた。
「それよりも・・・眞白お前…明日から黒人君の紹介でアルバイトを始めるそうだな…」
「えぇ―」
「・・・アルバイトなんてしなくても…彼の収入で十分生活出来るだろ?眞白」
「・・・お義父さん、確かに俺の収入だけで生活は出来ますよ。でも、眞白さんだって…彼女の意思で『フロンティアメディカル』を退職したワケではありません。彼女はもっと仕事が続けたかったと思います。それを社長の権限で退職させて・・・父とは言え、横暴ですよ。先にそれを詫びるべきです」
「黒人さん!?」
「・・・ほら、貴方…」
隣に座る母にも促され、父が私にペコリと頭を下げた。
「すまない…眞白」
「子供に関しては授かり物です。いつ、出来るか分かりません…もしかしたら、お二人の期待に添うコトが出来ない可能性だってあります・・・」
「それはそうね…ねぇ―貴方・・・」
「あぁー…黒人君の言う通りだ…」
「そう言うコトですので…俺は眞白のアルバイトに理解を示しています。今後、俺達のコトを干渉するような言葉は謹んで貰いたいです。眞白にもプレッシャーとなりますので…婿入りしておきながら、強気の発言をしてすいません…」
と彼は最後に父に詫びた。
「いいんだ・・・黒人君。わしは君と本当の父と息子になりたいと思っているから…」