HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
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「やっぱり…大きいな…充斗さん」

「そうだな…俺と葵の子が一番この中で目立っているな」

俺は充斗さんと二人で硝子越しに新生児室を覗いた。
「で、名前は決まったのか?」
「名前?あ・・・月斗(ツキト)にしようかと・・・」

「月斗君か…」

「コイツが生まれたのは真夜中だし…一旦部屋に戻ろうと外に出たら、キレイな月が見えて…」

俺と眞白は夫婦の営みの最中だったな・・・

硝子越しに見えるのはマキだった。

俺達を見て、硝子を叩いて、「入って来い」と言って来た。

「中に入ろうか…充斗さん」

「いいのか?」

「勿論」
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