HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
「その六ペンスのコインは今も大切に財布の中に仕舞ってるの…私の宝物よ…そのお兄ちゃんの言う通り…本当に幸せを呼んでくれた。コインを握りしめると勇気が湧いて、願いが叶ったりと、幸せな気分になれた・・・」
「そうか…」
「そのお兄ちゃんが私にとって初恋の人で、ずっと待って居た王子様なのよ…」
「眞白は意外と乙女チックだな…」
「そうね…自分でもそう思うわ…」
私は自分を嘲笑った。
「・・・でも、俺はそんな眞白も見てみたい…」
「黒人さん?」
私と彼は見つめ合った。
ザワつく心臓。
彼の指先が頬をかかる。
「一年半と言わず…この先もずっと…俺と共に人生を歩むつもりはないのか?眞白」
「黒人さん・・・」
「・・・俺はお前を愛してる。お前だって…そうじゃないのか?眞白」
「それは・・・」
黒人さんの首に提げたPHSが鳴った。
「もしもし・・・宇佐美です…分かった…今直ぐに向かう…悪い…眞白…ICUの患者の容体が急変したらしい…じゃあな・・・」
「そうか…」
「そのお兄ちゃんが私にとって初恋の人で、ずっと待って居た王子様なのよ…」
「眞白は意外と乙女チックだな…」
「そうね…自分でもそう思うわ…」
私は自分を嘲笑った。
「・・・でも、俺はそんな眞白も見てみたい…」
「黒人さん?」
私と彼は見つめ合った。
ザワつく心臓。
彼の指先が頬をかかる。
「一年半と言わず…この先もずっと…俺と共に人生を歩むつもりはないのか?眞白」
「黒人さん・・・」
「・・・俺はお前を愛してる。お前だって…そうじゃないのか?眞白」
「それは・・・」
黒人さんの首に提げたPHSが鳴った。
「もしもし・・・宇佐美です…分かった…今直ぐに向かう…悪い…眞白…ICUの患者の容体が急変したらしい…じゃあな・・・」