旦那様は征服者~帝編~
あの時━━━━━
結婚して一ヶ月位経った時、突然帝に家から一歩も出るなと言われた。
それまでも束縛はとても激しかったが、何より私の方が帝に惚れていたから、束縛も心地いい位だった。
今のような管理もなかったし。
でもたまには友達と女子会したいと思い、帝が仕事してる時に内緒で出かけたのだ。
その時、たまたま高校の同級生の男子達グループに会い、みんなで食事をしたのだ。
そのとこが帝の逆鱗に触れ、監禁された。
ほんとにひどかった。
家の中では服は一切着せてもらえず、いつも下着姿での生活を余儀なくされ、しかも両手を常に手錠で拘束されていた。
家の中を自由に動けても、手が自由に動かせない。
毎日帝が帰ってくるのをひたすら待つ生活。
御飯を食べさせてもらい、お風呂で身体も洗ってもらう。
文字通り、帝がいないと生きていけなかった。
もうあんな惨めで苦しい思いは二度としたくない。
「お願い…あれだけは……」
「………わかった。ただ忘れるなよ…!
いつでもあの時のようにできるんだからな……。
だから俺の呼吸を奪うようなことするなよ」
帝の妖しく真っ黒な瞳。
その絶対の誓約が、私を更に縛りつけた。
「はい…」
結婚して一ヶ月位経った時、突然帝に家から一歩も出るなと言われた。
それまでも束縛はとても激しかったが、何より私の方が帝に惚れていたから、束縛も心地いい位だった。
今のような管理もなかったし。
でもたまには友達と女子会したいと思い、帝が仕事してる時に内緒で出かけたのだ。
その時、たまたま高校の同級生の男子達グループに会い、みんなで食事をしたのだ。
そのとこが帝の逆鱗に触れ、監禁された。
ほんとにひどかった。
家の中では服は一切着せてもらえず、いつも下着姿での生活を余儀なくされ、しかも両手を常に手錠で拘束されていた。
家の中を自由に動けても、手が自由に動かせない。
毎日帝が帰ってくるのをひたすら待つ生活。
御飯を食べさせてもらい、お風呂で身体も洗ってもらう。
文字通り、帝がいないと生きていけなかった。
もうあんな惨めで苦しい思いは二度としたくない。
「お願い…あれだけは……」
「………わかった。ただ忘れるなよ…!
いつでもあの時のようにできるんだからな……。
だから俺の呼吸を奪うようなことするなよ」
帝の妖しく真っ黒な瞳。
その絶対の誓約が、私を更に縛りつけた。
「はい…」