あの頃わからなかった事
「由美ちゃん違うんだ、確かに好きだって言ったし一緒に居たいとも言ったけどあれはその場で盛り上がっていった事で、僕は妻と終わってるわけじゃない。僕の妻は美樹なんだ。別れるつもりはないんだ、、、本当に申し訳ない。」

「そんな、、、どうゆう事、、、?好きだって言ったのは嘘だって事?一緒に居たいって言ったのは?」

「嘘じゃないけど、妻と別れて君となんて考えてなかった、、、ごめん。
今日で終わりにして下さい」


頭が真っ白になる、

"不倫する男は不倫相手を好きにする為に思ってもない嘘を平気で口にする"

知ってた事なのに、、、でも弘樹さんの優しさは私への愛からでそんな男達とは違うと信じてた、、、。

「私を抱く為に嘘ついてたって事?」

「、、、」

最悪だ、最悪で最低だ。
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