本物の愛とは
次の日
いつも通りバスに乗ると、友達の茉希(まき)から、「今日の放課後プリ撮りに行かない?夏津も誘って!」茉希と夏津は中学から仲のいい友達だ。お互いの家にお泊まりもするほど仲良くしてる。
「プリか…いいよ!」
家事をしないといけないから断るか迷ったがプリ撮るぐらいならすぐ終わるしいいかなと思い2つ返事で返した。

――まさかこれがあんな事言われるとは思わなかった。

放課後
プリを撮って帰る途中…
お母さんからメールだ。
﹍ ﹍ ﹍﹍ ピロリン🎶﹍ ﹍
まだ帰ってこないの💢
何時に帰ってくるの💢
﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍
うわ。すごい怒ってんじゃん…まだ19:05だから今どきの女子高生普通に遊んでる時間じゃん…家事いつもやってるんだから別にいいじゃん…って考えいると…
茉希「夏津と久しぶりに会えて嬉しかったよ」
夏津「今日は楽しかったね瑠々華!また遊ぼうね!」
「………」
「瑠々華?どした?」
「いや、なんでもない。夏津気をつけて帰ってね!ばいばーい!」
「うん!バイバイ!」
しばらく茉希と2人で夏津が見えなくなるまで手を振り続ける
茉希「…何かあった?」
「……いや、お母さんが凄い怒ってる」
「マジか…」
茉希には迷惑かけられないし…
「でも、まぁー大丈夫だよ。何とかする」
「いや、遅くまで遊んじゃったから少し話させて?」
「いやでも…わかった。ありがとう」
しばらくして家に着いた
「…ただいまー」
家に帰るとお母さんは料理をしていた。家に入った瞬間から空気がすごく重い。
「……おかえり」
茉希「お邪魔します。瑠々華ママ帰るのが遅くなってすいません!」
「大丈夫だよ!」
いや、何その笑顔。怖い…
「瑠々華悪くないので怒らないであげてください💦」
「わかった。茉希ちゃん気をつけて帰るんだよ?」
お母さんがそういった後、茉希は帰って行った
「……ご飯作ったから後は自分で準備してね。お母さんもう仕事行くから」
お母さんは私にそう伝え仕事に行った。
「……はぁ」残りの家事をやり何もやる気が起きず、ベッドで黄昏ていると
母 ピロリン🎶
﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍
今度から遊ぶ時はお母さんが仕事休みの木曜日か日曜日にして。
﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍ ﹍
そうお母さんからメールが来た。
「……華のJKなのに楽しい事できないんだ…」
その日はイライラとショックで嫌になりお風呂を済ませベッドに入り寝た。

次の日の朝、学校に行く時お母さんが起きていないことにホッとしながら学校に行った
「おはよう。昨日大丈夫だった?」
茉希に会って昨日のことを聞かれたが、迷惑はかけたくなくて
「大丈夫!庇ってくれてありがとね」
「よかった!いえいえ!何かあったら言ってね!」
ありがとね。といい茉希とは教室が別々なので別れた。


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