クールな部長は独占欲を隠してる【6/18番外編追加】
そういう訳でまだ一度も会ったことのなかったお姉さんが、なぜか日曜日の早朝、我が家を訪ねてきたらしい。
ピンポンピンポンピンポーン‼︎
再び鳴るインターホン。
蒼介さんがピ、と再び通話ボタンを押すと、
「ちょっと蒼介〜‼︎切るんじゃないわよ!花鈴(かりん)もいるんだから、早く開けなさいよ〜‼︎」
と再び響く、お姉さんの声。
オートロックを解除してなかったらしい……
……うん。これは、蒼介さんがうるさいと言っていた意味が分かった気がするぞ……
「花鈴もいんの?早く言えよ」
「言う前に切ったの誰よ!」
なんてやり取りを聞きながらハタ、と気付く。
私、今すっぴんに部屋着……‼︎
せっかく初めてお姉さんに会うのに、こんな格好じゃマズい……‼︎
「…蒼介さんっ蒼介さんっ」
小声で蒼介さんに声を掛ける。
ん?と私に顔を向けた蒼介さんに、
「すっぴんに部屋着姿ではお姉さんにご挨拶できません…!」
と必死に訴えた。
ピンポンピンポンピンポーン‼︎
再び鳴るインターホン。
蒼介さんがピ、と再び通話ボタンを押すと、
「ちょっと蒼介〜‼︎切るんじゃないわよ!花鈴(かりん)もいるんだから、早く開けなさいよ〜‼︎」
と再び響く、お姉さんの声。
オートロックを解除してなかったらしい……
……うん。これは、蒼介さんがうるさいと言っていた意味が分かった気がするぞ……
「花鈴もいんの?早く言えよ」
「言う前に切ったの誰よ!」
なんてやり取りを聞きながらハタ、と気付く。
私、今すっぴんに部屋着……‼︎
せっかく初めてお姉さんに会うのに、こんな格好じゃマズい……‼︎
「…蒼介さんっ蒼介さんっ」
小声で蒼介さんに声を掛ける。
ん?と私に顔を向けた蒼介さんに、
「すっぴんに部屋着姿ではお姉さんにご挨拶できません…!」
と必死に訴えた。